ヒマワリは「小さい花の集まり」だって知ってた?
2021.08.13 08:00
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2021年8月4日放送の「地球派宣言」のコーナーでは、夏を代表する花、ヒマワリを取り上げていました。
夏空を彩る太陽の花、ヒマワリ。北アメリカ原産のキク科の1年草で7月から8月にかけて花を咲かせます。
広島市佐伯区の広島市植物公園では、約1600株のヒマワリを栽培。咲き乱れた花を見に、夏休み中の子どもたちやカメラに収める人たちで賑わいます。
実は、そんなヒマワリは、多数の花が集まってできていることをご存じでしょうか。
ヒマワリの花びらに見える黄色の部分は「舌状花(ぜつじょうか)」と呼ばれ、1枚1枚が独立した花となっています。
そして真ん中の黒い部分は1つ1つが「管状花(かんじょうか)」という花で、受粉して種をつけます。
1輪の大きな花に見えるヒマワリですが、実際は小さな花が集まって1つの形を作っています。これはキク科の植物の特徴の1つです。
ヒマワリの歴史は古く、紀元前から北アメリカで食用として広く栽培されてきました。
日本には江戸時代に伝わり、花が太陽の動きにつれて回ることから、ヒマワリと呼ばれるようになったといわれています。
身近な花なのに全然知りませんでした。
(ライター:momiji)