冬の味覚でおなじみだけど... 夏しか食べられない「牡蠣」、南三陸にあります
2021.07.06 08:00
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2021年6月24日放送の「みやぎ・ふくしま バンデス×Chu!」のコーナーで、宮城県南三陸町志津川湾で、今の時期に旬を迎える牡蠣について紹介していました。
その名は「あまころ牡蠣」。
牡蠣は「冬の味覚」として知られていますよね。
でもこの「あまころ牡蠣」は、6月上旬から7月中旬のおよそ1か月間のみ出荷されていて、一般的な牡蠣よりも小ぶりなのが特徴。
また、その名の通り一般的な牡蠣に比べとにかく「甘いそう」。
どうして、甘いの?
あまころ牡蠣が甘いのは「産卵を経験していない」というのが一番の理由。
一般的な牡蠣は2年かけて育てられるのに対し、あまころ牡蠣はなんと10か月ほど。未産卵で出荷されることが甘みの秘訣とされています。
また、一般的な牡蠣の養殖はロープに大量の牡蠣を付着させて育てますが、あまころ牡蠣は綺麗な形になるように、ネットを張ったカゴで養殖されています。
200個ほどからはじまり、徐々に厳選され、最後は20個のみ育てられるそうです。
(ライター:rin.)