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間違えてかぶりつきそう... キャンドルアーティストが作った「桃」が驚愕のクオリティ

福田 週人

福田 週人

2021.06.23 11:00
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これ、本物のフルーツじゃないの──?

自分の目を疑ってしまうほどリアルな「桃のキャンドル」がツイッターで注目を集めている。

桃が2つあるようにしか見えない(画像は雑貨店カウプンキ@zakka_kaupunkiさんのツイートより)
桃が2つあるようにしか見えない(画像は雑貨店カウプンキ@zakka_kaupunkiさんのツイートより)

テーブルの上に乗っている、美味しそうな2つの桃。しかし、片方には何やら紐のようなものが付いている......いや、生えている。

そう、紐がついている方は本物の桃ではなくキャンドルなのだ。

うっすらとした皮のピンク色や、産毛が生えているかのような表皮の質感など、紐さえなければまず本物にしか見えないほどリアル。間違えて齧ってしまいそうだ。

こちらのキャンドルに対し、ツイッター上では、

「超ーリアル!」
「良い香りがしそう」
「本物かと思いました」

といった声が寄せられている。

話題になっているのは、ツイッターユーザーの雑貨店カウプンキ(@zakka_kaupunki)さんが2021年6月15日に投稿した写真。Jタウンネット記者は17日、投稿主に話を聞いた。

一つ一つ手作りで制作

カウプンキさんは、熊本県在住の日本キャンドル協会認定キャンドルアーティスト。

大学卒業後より、「小さな雑貨店を開く」という自身の夢を叶えるためにキャンドルの制作・販売をしている。

桃の形のキャンドルも作品の一つ。制作までの経緯について、カウプンキさんは、

「桃のキャンドルを作る前、実はスランプに陥っていました。
丁度1周年だったこともあり、今まで作ったことないようなキャンドルを作ろうと考えた時、市場で買っていた桃を思い出しました。『好きな桃なら、見ながら制作すれば上手くいくかもしれない』と思いたって制作に至りました」

と述べる。

本当に燃えている
本当に燃えている

桃のキャンドルは、型を使わない「手ごね」という方法で、1つ1つ手作業で作られている。特にこだわったのは、色だという。

「何色も染料を混ぜ、数種類の色で塗り分けをし、よりリアルな色合いを目指しています。また、自然な風合いを出すため、色付けも工夫しました。
70度近くの蝋を扱うので、何度も火傷しそうになりながらの制作で大変でした」

とカウプンキさん。

「初めて作った割に本物っぽく作ることができて、自分でも驚いています。試作品は撮影・燃焼実験も兼ねて自分用になるので、参考にした桃を食べながら灯したいと思っています」

と語った。

ちなみに、こちらのキャンドルは26日20時からネットショップ「雑貨店カウプンキ」で販売開始予定。価格は未定だが、ラッピングのカゴ付きで2500円程での販売を想定しているという。

キャンドルの燃焼時間については、環境や個体差、灯し方で変わるため断言は出来ないが、「長時間楽しんで頂けます」。なお、灯しても桃の香りなどはしないそうだが、香り付きが欲しいとの声もあったため、検討中だという。

たしかにいい香りがしそう
たしかにいい香りがしそう

カウプンキさんはツイッターでの反響について、

「過去一の反響で驚きました。リアルな桃を目指していたので、『本物みたい』や『食べたくなってきた』という声が特に嬉しいです。桃をキッカケに、キャンドルに興味を持ってもらえたらいいな~と思っています」

とコメントしている。

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