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旅先いい話

「旅先で出会ったタクシー運転手と意気投合。素晴らしい観光案内で、地元に戻った後も...」(大阪府・40代女性)

福田 週人

福田 週人

2021.06.15 06:00
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連絡を取り合い、15年

30歳のとき、両親の新婚旅行先であった東北地方を旅行することになったO子さん。

観光タクシーを予約しての旅だったのだが、ちょうどそのタクシーの運転手がO子さんと同世代で、道中、話が弾んだ。

怖い話が好きなO子さんは恐山にかなり興味があり、その運転手は恐山や地元の人間の信仰に関してもいろいろと話を聞かせてくれたそうだ。

肝心の観光の案内も、もちろんバッチリ。

「奥入瀬やクマ牧場など行きたかった場所も、運転手さんのおかげで効率よく回ることができ、運転手さんに案内していただいた昼食やおやつも美味しかったです」(O子さん)

彼女の東北旅行は、その運転手のおかげで大変に充実したものになったようだ。

東北の旅で体験した「旅先いい話」(画像はイメージ)
東北の旅で体験した「旅先いい話」(画像はイメージ)

O子さんは大阪へ戻ってからも、その運転手と連絡を取り合った。そして、メールや年賀状、時には地方の名産品などを贈り合う仲になる。

「SNSが普及してからは、よりつながりを持ちやすくなりました。
おかげさまで、運転手さんとのつながりは今年で15年を超えるところです」(O子さん)

当時からライターとして活動していた彼女は、この東北旅行での出会いで「旅先で出会った人と、コミュニケーションを取ることの大切さ」、「地元で生活している人の本音を聞くことの重要さ」に改めて気づいたという。

「(運転手さんとの出会いのあと、)出張や旅行のたびに、旅館・ホテルの人やタクシーの運転手さん、地元の施設の人と積極的に話すようになりました」(O子さん)

「忘れられない旅先でのエピソード」、教えて!

コロナ禍で旅行に行きづらい今、せめて過去の旅行の素敵な思い出を振り返りたいという人も多いだろう。

そこでJタウンネットでは読者の皆様の「旅先のほっこりエピソード」を募集したい。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、旅行に行った時期・場所、具体的なエピソード(どんなことにほっこりしたのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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