「君のことを詠んだ短歌が...」 河原でチューバを吹く青年とおばあさんの優しい交流にグッとくる
2021.04.16 17:00
コンサートに向けて河原で楽器のチューバを吹いていると、おばあさんが近づいてきて、
「去年もここで吹いてた君のことを詠んだ短歌がNHK大会で特選に選ばれたんよ」
と嬉しそうに話しかけてきた。そして1枚のメモ書きが手渡された――。
こんなエピソードが、ツイッターで注目を集めている。
こちらは、ツイッターユーザーのダイキチ(@kichitubaman)さんが2021年4月11日に投稿した写真。おばあさんから貰ったメモ書きには、
「河原にてチューバ練習する男の子
チューバに空と雲を映して
2020年1月 NHK短歌大会の特選二席になる」
と綴られている。この「短歌」について、NHK学園生涯学習講座のウェブサイトで調べてみると、たしかに「第21回 NHK全国短歌大会」の特選作品に選ばれていた。
きっと一生懸命練習する彼の姿を見て、詠んだ短歌なのだろう。
なんとも心温まる体験談に、ツイッターでは
「いいお話をありがとうございます」
「知らぬうちにたくさんの人の心に響く音色を奏でていたんですね♪これからも頑張ってくださいね」
「いいねえ、情景が目に浮かび、音が遠くから聞こえて来そうだ」
「何かグッときて、出先で泣きそうになってる。」
といった反応が寄せられている。