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博多銘菓を守れ! コロナ禍で大ピンチの「二〇加煎餅」のために、立ち上がったライバル達

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2021.04.07 08:00
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[めんたいワイド-福岡放送]2021年3月22日放送の「イチめん」のコーナーで、福岡のお菓子「二〇加煎餅(にわかせんぺい)」が取り上げられていました。

「二〇加煎餅」は、博多に根付いた煎餅で、主にJR駅や空港などで販売されています。

郷土芸能「博多仁和加」の反面を象った煎餅(画像は製造元・東雲堂のウェブサイトより)
郷土芸能「博多仁和加」の反面を象った煎餅(画像は製造元・東雲堂のウェブサイトより)

「博多の銘菓を無くしてはいけない!」

この博多の銘菓である「二〇加煎餅」の売り上げが、新型コロナウイルス感染症の影響で、一時、売り上げが前年の90%減まで落ち込みました。旅行客が大幅に減少したためです。

そこで立ち上がったのが、福岡県内の老舗和菓子店9社。

「博多の銘菓を無くしてはいけない!」という思いから、「二〇加煎餅」のピンチを救おうと、それぞれの店頭で「二〇加煎餅」を販売するようになりました。

和菓子店の思いがお客にも伝わり、「二〇加煎餅」の売り上げは40%減にまで回復しています。

和菓子店としてはライバル同士なのに、コロナ禍の苦境を助け合って、地元の味を守ってくれているのは、とても嬉しいことです。

普段、ドラえもんやワンピースとのコラボ「二〇加煎餅」しか食べない私ですが、近所の和菓子店に行って、その店の和菓子と「二〇加煎餅」を買ってこようと思いました。

(ライター:Yuka.T)

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