博多銘菓を守れ! コロナ禍で大ピンチの「二〇加煎餅」のために、立ち上がったライバル達
2021.04.07 08:00
「博多の銘菓を無くしてはいけない!」
この博多の銘菓である「二〇加煎餅」の売り上げが、新型コロナウイルス感染症の影響で、一時、売り上げが前年の90%減まで落ち込みました。旅行客が大幅に減少したためです。
そこで立ち上がったのが、福岡県内の老舗和菓子店9社。
「博多の銘菓を無くしてはいけない!」という思いから、「二〇加煎餅」のピンチを救おうと、それぞれの店頭で「二〇加煎餅」を販売するようになりました。
和菓子店の思いがお客にも伝わり、「二〇加煎餅」の売り上げは40%減にまで回復しています。
和菓子店としてはライバル同士なのに、コロナ禍の苦境を助け合って、地元の味を守ってくれているのは、とても嬉しいことです。
普段、ドラえもんやワンピースとのコラボ「二〇加煎餅」しか食べない私ですが、近所の和菓子店に行って、その店の和菓子と「二〇加煎餅」を買ってこようと思いました。
(ライター:Yuka.T)