「愛知県民ナメすぎ」 味噌味の「ご当地チャルメラ」、本場の人に味変されてしまう
2021.02.06 20:00
お母さんがくれた「つけてみそ かけてみそ」
最初に食べたときの感想を聞くと、
「普通に美味しかったです、最初焼きそばだと思って食べていたんですけど、油っぽくてよくパッケージ見てみたらまぜそばって(書いてあった)」
と、意外にも印象は悪くなかったようだ。しかし、もう少し味噌を強く感じたかった鉄火巻さんは、まぜそばを半分ほど食べた後、自宅にあった「つけてみそ かけてみそ」で味変することにしたそうだ。
ちなみに、この「つけてみそ かけてみそ」は、鉄火巻さんが27年間住んでいた愛知県を離れ、静岡県へ引っ越すときにお母さんが持たせてくれたものだそう。
これをチャルメラのまぜそばに追加して食べたときの感想は、
「これだよ、これこれ。
まだ残ってたハイボールがよく進む濃いめの味付けに変身しちまって、もう一杯飲んじゃおうかなという感じでした」
とのこと。かなりお気に召したようだ。
やはり、愛知県出身者にとって「つけてみそ かけてみそ」はソウル調味料なのだ。
......と思いきや、鉄火巻さんは、実は「つけてみそ かけてみそ」よりも「献立いろいろみそ」(名古屋のみそメーカー「イチビキ」の商品)派だという。
どちらも中部圏ならではの味付けを再現できる味噌だれだが、鉄火巻さんによると、「献立いろいろみそ」のほうが甘さ控えめで、どちらかというとしょっぱい感じが好きなのだそう。
「献立いろいろみそ」のおすすめの食べ方を聞いてみると、
「オーソドックスに白米にかける、おでんやお豆腐にかける、お惣菜のトンカツやチキンカツにかけても、野菜炒めの味付けに使っても美味しいですね。
あと小さい頃母が(やっていた)おにぎりをオーブンで焼き目をつけてそれにみそをかけて食べるのが好きでした」
と、教えてくれた。