「深夜に下階の住民が『うぉー!!』とキックオフ。あまりのうるささに通報すると、事態は思わぬ方向に...」(北海道・30代性別不明)
私の判断は正しかったのでしょうか――。今回紹介するのは、北海道に住む自営業のYさん(30代性別不明)が体験した騒音トラブルだ。
木造アパートの2階に住んでいたYさん。真夜中に下階の部屋から「歓声」が響き、迷惑を被っていたという。なんでも、住民らがサッカーワールドカップの試合を観戦しながら「うぉー!!」「やったー!!」などと盛り上がり、床をバンバンと叩いていたそうだ。
こんな場面に遭遇したら、みなさんならどんな対応をとるだろうか。
我慢する?それとも直接注意する...?
Yさんが選んだのは、警察への通報というカード。この選択が思わぬ方向へと、事態を展開させたようで...。さっそく、Jタウンネット宛に届いた投稿を見てみよう。
「日本優勢の試合だったのでしょう。試合への熱も高まり...」
私は当時、木造2階建てのアパートの2階に住んでいました。
数年前のこと。夏場で暑かったため窓を開けて寝ていた夜のことでした。
たしかW杯で盛り上がっていた時期だったと思います。私は特に興味がなかったので、みることもなかったのですが、連日応援する声はちらほらと聞こえていました。
あの日は、キックオフが大分遅い時間の試合でした。私は翌日の勤務が早いこともあって、少しはやめに布団に入っていました。
暑さもあり、なかなか寝つけないでいると深夜0時頃に、真下から
「うぉー!!!」
「やったー!!!!」
という歓声や、床をバンバン叩く音が聞こえてきました。
日本優勢の試合だったのでしょう。試合への熱も高まり、声も高まり...、耐えかねた私は窓を閉めました。ですが、そもそも真下の部屋から響く大音量。閉めたところで、音の大小は変わらず...。
ご近所トラブルになるのも嫌なので、警察に通報することにしました。
当時は、この判断が正しいと思っていたのですが...。事態は思わぬ方向へと向かいました。
我慢すればよかったのか。どうすればよかったのか
すぐに警察が来て騒音の確認をとり、うるさいと判断。例の住民らに注意をしてくれたので、暑さに耐えきれなかった私は、窓を開けました。
すると、警察官が帰って間もなくのこと。下階から聞こえてきたのは
「警察官なんだって?」
「うるさすぎるから静かにしろだって。意味わかんない」
「わざわざ警察呼ばないで直接言えよな!」
「ほんとむかつく!」
との声でした。
サッカーの試合を観戦している最中に、私のような見ず知らずの住人が
「静かにしてください」
といって、果たして彼らは素直に聞く耳を持っていたのでしょうか?
当時アラサーだった私も、今やアラフォー。ふと当時を振り返ったときに思うことがあります。
我慢するほか選択肢はなかったのでしょうか――
おそらく様々な意見があるかとは思います。
エアコンを買えばいい。扇風機を買えばよかったのでは...、などなど。
ですが、当時の私は家庭内でもトラブルを抱えていたため、それも叶わぬ状態でした。
家庭内に金棒を持った強力な金庫番がいたため、エアコンなどを買うという解決方法は当時考えられませんでした。
今となっては、金庫番もいないため即座に窓を閉めて冷房器具に頼りますがね...。
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