「こんな綺麗な大阪見たことない」 イラストレーターが描いた梅田の街に、地元民から称賛の声集まる
2021.01.06 11:00
「まず最初に目にした大阪の風景」
このイラストに描かれた梅田の街並みは、どこから見た構図なのだろう?
ハンカチさんに聞いてみると、「梅田の歩道橋の阪急デパートの出入口付近からの眺めになります」とという答えだった。制作した時期は、昨年の10月頃から2か月ほどだったらしい。
実は、Jタウンネットがハンカチさんを取り上げるのは、2回目である。2020年3月7日、「梅田の街から人が消えた...?→イラストでした 制作期間1か月!リアルすぎる風景画に反響」という記事で紹介した。こちらも、まるで写真のようにリアルな梅田の街が描かれている。
20代のイラストレーターであるハンカチさんは、なぜこれほどまで大阪・梅田にこだわり続けるのだろう?
「大阪の玄関口で、私がまず最初に目にした大阪の風景ということで、非常に思い出深い場所だからだと思います」
何度も繰り返し描かずにいられないとは、よほど印象深い場所だったのだろう。前回の作品との違いを尋ねると、「より広角で全体の風景の作画になっている」と答えた。
作画の手法は、前回同様、「PC上のデジタルペイントです。ソフトはAdobe Photoshopを使用しています」とのこと。
以前語っていた「どうせ描くなら誰も描かないようなクオリティで描こうと、成るべく細かく描写するよう心掛けた」という姿勢は変わらず...いや、ますます徹底されているようだ。
今回寄せられたツイッターの反響に対しては、どんな感想を持ったのだろう?
「やはり新海監督を連想していただいていることはとても光栄なことだと思います。また印象的だったコメントとしては、『こんなに奇麗に描いて頂いてありがとうございます』など、地元・大阪の方々からの言葉がとても嬉しかったです」
たしかに、「近くに住んでいながら、梅田ってこんな綺麗な街なんだと思わされ、改めて眺めに行きたくなります」といった声が印象的だった。