きっかけはラジオ番組 三重名物「伊勢うどん」の意外な名付け親
2020.11.15 06:00
ラジオ番組がきっかけだった
しかし、古くから食べられていたこのうどんを「伊勢うどん」と呼ぶようになったのは、ごく最近のことだそうです。
そのきっかけとなったのは、永六輔さん。名曲「上を向いて歩こう」の作詞を手がけた人物です。
永さんは、約50年前、伊勢のうどん店「ちとせ」のうどんが気に入り、伊勢に来ると必ず食べていたそう。
ある時、永さんがラジオで「ちとせ」のうどんを伊勢うどんと紹介したことから、この呼び名が広がったそうです。
コシのある讃岐系のうどんが主流の中、やわうどんの代表がこの伊勢うどんですよね。
タレの濃さなど見た目のインパクトもあって、伊勢でしか食べられない唯一無二のうどんです。
ライター:iwatami