「何でもすぐ不安になる自分が嫌い。前向きに楽しく生きていくには、どうすればいいの...?」(青森県・40代女性)
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回ご紹介するのは、「不安」に関する相談だ。
青森県に住むJ子さん(40代女性、仮名)の悩みは、些細なことを不安に感じてしまう自身の性格にある。医師からは不安障害と診断を受けていて、どんな小さなことでも、本当に大丈夫なのか細かく確認をしたくなってしまう。
そうした性格のせいで、かつては良好だった人間関係もうまくいかなくなるなど、日常生活にも支障が出ているという。
「どうしたら不安を取り除き、前向きに楽しく暮らせるのか」。そう漏らす彼女に、自己防衛おじさんはどんな助言を送るのだろうか。
病気ではなく「個性」と捉えては
読者のお悩み
何事も不安に感じがちな自分の性格に悩んでいます。
以前から「不安障害」の診断を受けていることも関係しているのかもしれません。
それが、ここ数年、人間関係でうまくいかない出来事が続いてから悪化し、小さなことでも不安になり、なんでも確認したくなってしまいます。それによりうまくいっていた人間関係もうまくいかなくなるという悪循環です。
どうしたら不安を取り除き、前向きに楽しく暮らせるのか...このさきどうしたらいいのでしょうか。
自己防衛おじさんの回答
自ら病人になるために病院へ行っていませんか?
弱った人は医師に何かしら解決策を求めますが、人間の体は白髪の根本的な原因すら解明できないほど、わからない事だらけ。医師としてできる事にも限りはあるという事です。特に精神的な症状は未知数。
しかしながら、病気という考え方に囚われすぎなければ、小さなことにも不安になるご自身の性質は一つの個性と捉えることだってできるわけです。
日常生活に支障がないのであれば、それは病気ではなく個性。対人関係においてうまくいっていないだけで、あなた個人としての生活は何も問題ないのではないでしょうか?
ご自身が病気だと思いすぎると、全てがうまくいかなくなってしまうかもしれません。ですが、それも一つの個性と前向きに捉えれば、その中でうまく生きていこうと知恵を使って生きて行けるはずです。
まずご自身について、病気ではなく「人間関係の構築に苦手意識がある人」という認識へ改めてみてはいかがでしょうか?自己啓発本やコミュニケーションスキルを上げる本を参考に自己革命。
病気ではないと認識する事で全ては前向きで未来志向になっていくはずです。専門家から言われたことにより先入観が植えつけられてしまうと、世界は狭いまま。
振り返ったら気のせいだったと思えるように、焦らずメンタルケアを始めてみてはいかがでしょうか?
そして悩みの多くは人間関係。つまり楽しく孤独な生活をしていれば悩みの根源を絶つことにもつながるわけです。ご自身の性質を改善し始めても、人間関係ですぐに悩みが無くなるわけではありません。
それならいっそ独りの時間を増やして、精神的に楽になるのも、明るく前向きに生きる一つの方法なのかもしれませんよ。
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