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まるでプロレスリング?「ロープ式ホームドア」に注目 導入メリットをJR西日本に聞いた

笹木 萌

笹木 萌

2020.02.02 08:00
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扉の枚数が異なる車両に対応

Jタウンネットは1月30日、JR西日本の広報に話を聞いてみた。

JR西日本では自社が開発に携わっているこの形状の柵を「昇降式ホーム柵」と呼んでいるとのこと。電車が来ると柵が上がり、人が通れるようになるという。

電車が来ると上にあがる(画像はPirooka@Pirookaさん提供)
電車が来ると上にあがる(画像はPirooka@Pirookaさん提供)

JR西日本では2014年12月13日から六甲道駅で試行運用を開始、そのまま導入の流れとなった。20年1月30日時点で、大阪駅、高槻駅、三ノ宮駅にも設置されている。2月からは明石駅の一部ホームに導入予定だ。

ロープにはステンレスやカーボンを使用しているとのこと。このような形状になっている理由を聞くと、広報担当者は、

「扉の枚数が異なる車両にも対応できるように設置しております」

と回答。4ドアと3ドアの車両の発着が混在するホームでは、電車によって乗車位置が異なるため、どちらにも対応できる長いロープかつ昇降式のものが開発されたというわけだ。

また、西日本鉄道の「西鉄福岡(天神)駅」でも、同様のものが「昇降ロープ式ホーム柵」として19年2月から試験導入されている。

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