鉄道会社が受験生に配る「すべらない砂」 なぜ合格祈願に?その由来とは
2020.01.17 08:00
車輪の滑り止めに撒く砂のこと
気仙沼駅構内には、駅員によって高さ40センチほどの小さな神社「ドラゴン神社」が設置されました。大船渡線の通称が「ドラゴンレール」と呼ばれていることから名づけられたものです。
そこに置かれたのは「すべらない砂」。自由に持ち帰ることができます。
これは、列車が急勾配を上る際に車輪の滑り止めとしてレールに撒く砂とのこと。毎年のこの時期、受験生を応援しようと無料配布されているそうです。
早速ご利益にあずかろうと、すべらない砂を持ち帰る受験生の姿が見られました。
すべらない砂は、1000個用意してあるとのこと。3月中頃まで配布予定です。
(ライター:rin.)