大阪造幣局「最近、皆カードばっかでお金使わんから暇やな...」
人員確保のために高い技術を世界へ
外貨を製造するに至った理由として、造幣局の人員を確保するということがあります。
実は外貨製造に乗り出した当時は硬貨の製造枚数が減り、造幣局の人員はピーク時に比べ半減していました。
国内にお金を造る機関を持っていない国は多数あり、そのような国は他国の造幣機関に貨幣の製造を依頼しているのだそう。そこで日本も外貨を製造しようと名乗りを上げたのです。
財務省はこれまで、バングラデシュ、スリランカ、カンボジアなどの、主に記念コインを製造していて、これからも外貨の製造を積極的に進める考えです。
造幣局では「貨幣を通じて2国間関係の経済的なやりとりの橋渡しになれば」としています。
日本の造幣局が世界から高く評価されているのはなんといっても「技術力」。
日本が誇る細やかな技術で、今後も世界のコインを製造することで外国との友好関係が築ければいいですね。(ライター:ツカダ)