山形・真室川町「ふるさと納税」 100万円以上で一日町長に
2013.12.17 19:59
山形県北部に位置する真室川町は12月13日、ふるさと納税で100万円以上寄付した人に対し、5万円相当の特産品の贈呈と「1日町長」になれる権利を与えることを町議会で明らかにした。来年1月から実施される。
10万円以上のふるさと納税をした人に対しては、5000円相当だった「お礼の品」を2万円相当に上乗せする。返礼内容は原木なめこ缶詰や里芋「甚五右ヱ門芋」などといった地元特産品で、町のPRも兼ねている。
真室川町のふるさと納税の申込件数は、インターネット経由で年々増加しているものの、100件に達しない状態が続いている。同規模の自治体よりも少ないことから、その打開策として町の前企画課長が発案した。
企画課によると、一日町長の執務は町の現状視察や職員への訓示などを想定しているという。なお、ふるさと納税の過去最高額は50万円だったそうだ。