富山県にはムスリムとベジタリアン向けのレストラン紹介サイトがある
2018.04.11 06:00
ふと休日に浅草を歩いてみると、そこには数多くの外国人が歩いているのが目に留まる。いわゆる訪日外国人なのだろう、大きなカバンを持ちながら写真をパシャリ、頼まれてこちらもファインダーをのぞいてパシャリ。ほかにも道を聞かれることもあったりと、浅草では日本人と話すより外国人と話す機会の方が多いのではないかと思うほどだ。
「2020年までに4000万人の訪日外国人を」――人口減少が叫ばれる中、インバウンド需要の取り込みは観光産業上きわめて大きな課題となっている。その一方で、日本とは異なる文化を有する人々への配慮が必要になっているのもまた事実だ。
そんな中で富山県は独自の取り組みを行っている。それは、イスラム教徒(ムスリム)やベジタリアンのためのレストラン紹介サイトの運営だ。