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【平成ノスタルジー図鑑】Flash動画/YouTube以前のネット動画文化

平成ノスタルジー学会

平成ノスタルジー学会

2017.11.28 11:00
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「昭和ノスタルジー」があるなら、「平成ノスタルジー」もきっと来る。 というわけで、将来この時代の象徴として語られるであろうアイテム、文化、人物などを、平成も終わらぬうちから紹介するのが、この「平成ノスタルジー図鑑」である。

【Flash動画文化】

平成29年(2017年)現在、今やインターネットで動画といえば、YouTubeなどの動画共有サイト、HuluやNetflix、Amazon Prime Videoなどが主となったが、それらが登場する以前は「Flash動画」と呼ばれるコンテンツがインターネット上では大流行していた。

画像はイメージです(bellbind.bellbindさん撮影、Flickrより)
deskop

「Flash」とは米マクロメディア社(現Adobe)が開発した動画・ゲーム用の規格で、いわゆる「Flash動画」はそれを使った動画だ。内容はパロディ、海外の曲の空耳など笑えるものから、ストーリー性のあるもの、2ちゃんねる(当時)のネタを扱ったものまで多岐にわたった。

空耳ネタだと「のまのまイェイ」や「もすかう」、お笑い系だと「ペリー」、「ゴノレゴ」、「楽しい国語」などは人気を博していた。

特に盛んだったのは平成10年代前半(90年代後半から2000年代初頭)で、当時のインターネットユーザーには触れたことのある人も多いだろう。

そんな初期のインターネットをにぎわせたFlash動画文化だったが、ニコニコ動画の登場などで徐々に下火になり、ついには規格の開発元であるAdobeが2020年で開発を終了することを発表するなど、本格的に終わりの兆しが見えてきた。

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平成ノスタルジー学会

平成という時代を後世に語り継ぐべく、懐古厨のニュースサイト編集者たちがノリで立ち上げた組織。「第1回webメディアびっくりセール」では「平成ノスタルジー図鑑 ver 0.1」を頒布しひっそりデビュー。現在メンバー募集中。
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