《実食!》最恐唐辛子を使った激辛ラーメン専門店! 『壱角家 RED』7/19オープン
世界一辛い唐辛子といえば・・・?かつて、「ハラペーニョ」を食べては火を噴くようだと大騒ぎし、数年後に「ハバネロ」が登場したときには震撼し、北インドから「ブート・ジョロキア」がやってきたときには、これはテロだと騒がれました。
そう、数年毎に「最強」の唐辛子が発見されているような気がします。ちなみに、2011年の王者としてギネスに認定されていたのが「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」。
そして、この夏オープンした横浜家系ラーメン『壱角家』の新業態『壱角家 RED』は、この「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」を使ったラーメンをはじめとした、激辛ラーメン専門店なのです。
毎日暑いのなら、いっそ辛すぎる料理を食べて、思う存分、汗を流してしまえばいいのです。
ということで向かったのは、7/19(水)に渋谷・道玄坂にオープンした『壱角家 RED』。堂々と"濃厚で旨辛いラーメン"の文字を掲げています。
寺をイメージしたという店内は、赤を基調とし、壁には「風神」「雷神」の姿も。
テーブル席のほか、ひとり客にもぴったりのカウンター席を設置。カウンター席には、1台ずつ4ヶ国語対応のタブレットが付いていて、これでオーダー可能。さらに、ラーメン提供時には、ラーメン専用レーンにて運ばれてきます。画期的!
さて、肝心のラーメン。基本的にはラーメンとつけ麺があり、それぞれ辛さによって「風神」「雷神」「龍神」「閻魔」となります。辛さは唐辛子、痺れ(しびれ)は四川山椒がメイン。なるほど・・・
このラーメンをプロデュースしたのは、ラーメン研究家の石山勇人氏。『壱角家』の濃厚な豚骨スープに、背脂の甘味を合わせ、味の決め手の「辛みそ」を加えました。仕上げには魚介の旨味として花かつおをのせ、さらに糸唐辛子、青唐辛子をトッピング。
麺は太さの違う3種の乱切麺を使用することで、食感の違いが生まれ、スープによく絡みます。
「閻魔」のみ、「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」とジョロキアソースをプラスしています。
石山氏によると、1980年代の激辛ブームは、ただ辛いだけのメニューが多かったそう。辛さ=痛さでしかなかったのですが、近年は、辛くて旨いが当たり前に。これは期待できそうです。
■「特製辛みそRED 閻魔」 1,570円
真っ赤な粉末が・・・恐怖心を煽るような。これはちょっと混ぜてから食べてみましょう。
辛いっ。・・・ですが、それほど後を引きません。濃厚なゲンコツスープのまろやかさがすぐに追いついて包んでくれるような。唐辛子系のヒリヒリする辛さと、山椒のシビれだけじゃなく、旨味がちゃんと感じられます。
箸休めのシャキシャキもやし、特製チャーシュー、とろとろの角煮、卵と具材もボリュームたっぷり。汗も出るし、舌や唇も痛くなりますが、決して「痛い」だけじゃない、おいしいラーメンです。
なお、「閻魔」には牛乳が付いてきます。辛さを抑える働きがあるといわれているので、一気飲みせずに、少しずつ、舌を休めては。
■「辛みそRED 風神」 880円
こちらがノーマル。とはいえ、唐辛子たっぷりの「辛みそ」入りスープに、赤唐辛子・青唐辛子・糸唐辛子のトッピングは健在。まずはここからスタートするのもいいでしょう。
猛暑だからこそ、食べたくなる激辛メニュー。ぜひ挑戦してみてください。もちろん、体調を整えてから挑みましょう。
店名壱角家 RED 渋谷店道玄坂店
住所東京都渋谷区道玄坂2-9-10 道玄坂K&Kビル2F
電話番号03-5758-4860
営業時間11:00~翌6:00/金11:00~翌8:00/土 24時間営業/日祝8:00~翌6:00
定休日無休
オフィシャルサイトhttp://ikkakuya.jp/red/