紙の仕事 JapanesePaperatWork

2018年1月13日 10:00

   楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの植物繊維を原料とする日本の和紙は、古くから優れた素材として、書画はもとより暮らしの中の様々な場面で幅広く用いられてきました。千年の寿命を持つとされ、今や世界中で文化財修復に欠かせない材料としても注目を集めており、2014年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されています。本展は当館の収蔵資料の中から、和紙を材料に作られた工芸品と関連資料を展示し、和紙が持つ秘めたる力と造形に焦点を当てる展覧会です。和紙は薄く柔らかいのに破れにくい上、軽くて加工もしやすいため、文字や画を書きつけるためだけでなく、障子や灯火具など住まいの道具に用いられ、時には布や革、木などの代用として活躍してきました。着物や下着に仕立てた紙衣(かみこ)や紙布(しふ)、紙縒(こより)を容器の形に編み漆で固めた紙長門(かみながと)、柿渋で貼り合わせ図柄を彫った染型紙、木型に貼り重ね鮮やかに彩色して立体の玩具にした張子など、一見したところ紙工品と分からないものもあります。工夫を凝らし、技を駆使して生み出される変幻自在な和紙の姿と、その意匠を存分にお楽しみいただければ幸いです。

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会期

2018年1月9日(火) ~ 3月9日(金)

会場

国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館

所在地

〒181-8585 東京都三鷹市大沢3-10-2

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