20世紀検証シリーズNo.6東京⇆沖縄池袋モンパルナスとニシムイ美術村

2017年12月27日 10:22

    1930年代の池袋周辺には、アトリエ付き住宅長屋が立ち並び、その様子はパリの芸術家街になぞらえ「池袋モンパルナス」と呼ばれました。そこには若き日の靉光、麻生三郎や沖縄から上京した南風原朝光(はえばるちょうこう)、山元恵一といった画家たち、詩人の小熊秀雄らも集い、切磋琢磨しながら新たな表現を模索します。隣接する「落合文化村」にも佐伯祐三、松本竣介、沖縄出身の名渡山愛順(などやまあいじゅん)らをはじめとする画家たちが文学者、音楽家たちと共に居を構えています。池袋、落合一帯は様々なジャンルの芸術家が集まり、文化の醸成の場となりました。1941年に始まる太平洋戦争は、こうした営みを一変させ、自由な作品発表の場は失われます。 戦後「池袋モンパルナス」は再建され、次世代の画家が集まり、新たな美術運動の発信の場となりました。地上戦で大きな被害を受けた沖縄の首里にも学生時代を池袋や落合で過ごした名渡山や山元を中心に「ニシムイ美術村」が1948年に建設されます。画家や彫刻家に加え、文化人たちも集い、ここは戦後沖縄の美術と文化の展開に主導的な役割を果たしました。 本展は、池袋、落合、ニシムイに集った画家や詩人の作品約90点により、戦前から1971年の沖縄返還協定調印の頃までの、東京と沖縄の文化交流の一断面を紹介します。東京と沖縄に華開いたアトリエ村を総括して紹介する、東京では初めての展覧会です。

松本竣介《郊外》1937(昭和12)年、宮城県美術館蔵

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会期

2018年2月24日(土) ~ 4月15日(日)

会場

板橋区立美術館

所在地

〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27

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