乾山・鍋島&蕪村の憧憬

2017年11月14日 10:08

   俳人としてだけでなく画家としても高く評価される蕪村。絵画においては師を持たず、中国画を写しその描法を独学で身につけました。蕪村の作風はさまざまに変化し、決して型にはまることはありませんでした。豊富な作域を誇る蕪村絵画ですが、蕪村の心には常に2つの異なる美意識が内在し、その割合に違いはあるものの、2つの融合または衝突によって作品が描かれているように思います。1つは中国文化へのあこがれ、そしてもう1つが日本的情緒です。俳諧師として日本的な情感・美意識を大切にすると同時に、中国文化、中国画、そして文人的生き方に対する憧憬を強く抱いていた蕪村。そんな蕪村の心を強く映し出す4点の絵画を展示します。「寒山拾得図」、「酔翁宴楽図」、「山居訪隠図」、「松渓賞月図」。すべて中国的画題です。「山居訪隠図」には“倣武陵金弘筆”と記されており、中国画を写した絵であることが分かるという意味でも興味深い作品です。日本の陶磁器は27点(常設展示作品19点含む)。乾山焼は「銹絵染付白彩菊花文反鉢」、「色絵石垣文角皿 5枚」、「色絵菊花文向付 10客」など5作品を展示します。常設展示に加え、「色絵宝尽文大皿」など4点の鍋島作品も展示します。「加彩文官 一対(北魏時代)」、アジアの仏教彫刻7点(5点の常設展示作品含む)、岡田茂吉作品を展示します。

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会期

2017年12月10日(日) ~ 12月25日(月)

会場

東京黎明アートルーム

所在地

〒164-0003 東京都中野区東中野2-10-13

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