江戸の琳派芸術

2017年9月13日 10:46

   江戸時代後期に活躍した絵師・酒井抱一(さかいほういつ 1761-1828)と、抱一門きっての俊才・鈴木其一(すずききいつ 1796-1858)の絵画に注目した展覧会を開催します。17世紀の京都に生まれ、華やかに展開した〈琳派〉の美術。19世紀に入ると、姫路藩主・酒井雅楽頭(さかいうたのかみ)家の次男坊として生まれた抱一が江戸の町でこれを再興、さらに其一をはじめとする抱一の弟子たちが、いっそうの洗練を加えました。いわゆる〈江戸琳派〉の誕生です。若いころから遊里・吉原にあそび、俳諧や狂歌、そして浮世絵など、市井の文化に親しく触れた抱一は、30歳代なかばころより、尾形光琳(おがたこうりん 1658-1716)の作風に傾倒してゆきます。光琳の芸術を発見したことは、抱一の画業に最大の転機をもたらす一大事だったといえます。抱一は、光琳を隔世の師と仰ぎ、その表現を積極的に受容、みずからの絵画制作に大いに生かしましたが、それは一律にオリジナルの忠実な再現を目指したものばかりではありませんでした。光琳の芸術に真摯に向き合い、ときに大胆にそれを乗り越えようとする試みこそが、抱一をはじめとする〈江戸琳派〉の画家たちの、光琳に対する敬慕の証しであったといえるでしょう。この展覧会では、王朝的な美意識に支えられた京都の〈琳派〉を受け継ぎつつ、江戸という都市の文化の美意識のもと、小気味よい表現世界へと転生させた〈江戸琳派〉の特徴とその魅力を紹介します。

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会期

2017年9月16日(土) ~ 11月5日(日)

会場

出光美術館

所在地

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1帝劇ビル9F

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