皇室の彩(いろどり) 百年前の文化プロジェクト

2017年9月12日 10:09

   およそ100年前。大正から昭和最初期の頃に、皇室の方々の御成婚や御即位などの御祝いのために、当代選りすぐりの美術工芸家たちが技術の粋を尽くして献上品を制作しました。中には、大勢の作家たちが関わった国家規模の文化プロジェクトがありましたが、今日ではそれを知る者がほとんどいなくなっています。いったん献上されたそれら美術工芸品は、宮殿などに飾り置かれていたために、一般の人々の目に触れる機会が極めて限られてきたからです。古くから皇室は、日本の文化を育み、伝えてきましたが、近代になってからは、さまざまな展覧会への行幸啓や作品の御買上げ、宮殿の室内装飾作品の依頼などによって文化振興に寄与してきました。皇室の御慶事に際しての献上品の制作は、制作者にとって最高の栄誉となり、伝統技術の継承と発展につながる文化政策の一面を担っていました。大正期には、東京美術学校(現、東京藝術大学。以下美術学校)5代校長・正木直彦(1862~1940)の指揮下で全国の各分野を代表する作家も含めて展開された作品がこの時代の美の最高峰として制作されました。本展では、宮内庁に現存する作品とともに、その制作にまつわる作品や資料を紹介いたします。また本展は、東京美術学校を継承する東京藝術大学の創立130周年を記念して、東京美術学校にゆかりある皇室に関わる名作の数々も合わせて展示いたします。皇室献上後、皇居外で初めて公開される作品を中心に、100年前の皇室が支えた文化プロジェクトの精華をお楽しみください。

イベント詳細ページへ

会期

2017年10月28日(土) ~ 11月26日(日)

会場

東京藝術大学大学美術館

所在地

〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8

インターネットミュージアム
東京都 最新記事
2018/2/19

2018年2月18日、京王電鉄・井の頭線は下北沢駅付近の橋の架け替え工事を行うため、始発から渋谷駅と明大前駅の間の上下線で運休した。当初、午前11時ごろま...

2018/2/19

年始は多くのライダーがツーリングに繰り出します。 熟練の猛者が連れ立って遠征するかと思えば、初心者に近い方々が冒険に繰り出すチーム構成もあるでしょう。 猛...

2018/2/19

「蒲田(かまた)」と「蓮田(はすだ)」、良く似ている。「蒲」と「蓮」の漢字が、実にまぎらわしい。間違えられることもけっこうある......ということで、埼...

2018/2/18

読者の方々の中に、個人で電車の貸切りをしたことがある人はいるだろうか。残念ながら記者にはないが、「貸切」と表示された電車を見かけると、普段は単なる移動手段...

2018/2/18

ダンボールへぴったりフィットしている様子の猫が非常に可愛い――こんなツイートが2018年2月6日に投稿され、話題になっている。あ、梱包のプロだ pic.t...

アクセスランキング
デイリー
  週  
  月  
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

医師と共に考える新しいエイジングのカタチ

↑上へ