清川泰次季節の情景

2017年8月11日 10:10

   一年を通じて少しずつ移ろいゆく季節。画家・清川泰次(1919-2000)は、独自の抽象的な表現で、季節のさまざまな情景を描きました。静岡県浜松市に生まれた清川泰次は、慶應義塾大学在学中に油彩画を始めました。初期には具象的な作品を描いていましたが、「本当の絵画とはなにか?」を探求したいと1951年から3年間アメリカへ渡り、本格的に抽象表現へと移行します。約60年にわたり画歴を重ねるなかで、少しずつスタイルを変えながら、もののかたちを写すことに捉われない芸術を探求し続けました。本展では、季節を主題とした作品を中心に、アメリカから帰国直後の1950年代後半から60年代初頭にかけて制作された油彩画10数点をご紹介します。この時期、清川は《早い夏》や《早春-56》をはじめ、複雑に交差する線や点、色彩豊かな色面を用いて季節を表現した作品を多く描きました。アメリカで抽象表現主義に触れ、新たなスタイルの模索を始めた清川による、季節の情景をご覧ください。

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会期

2017年8月5日(土) ~ 12月3日(日)

会場

世田谷美術館分館清川泰次記念ギャラリー

所在地

〒157-0066 東京都世田谷区成城2-22-17

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