明末清初の五彩と天神図・鐘馗図

2017年8月 1日 10:00

    景徳鎮の官窯や民窯で青花や五彩が盛んに生産された明時代。万暦(1572-1620)後、官窯の焼造は中止されてしまいますが、民窯では日本、東南アジア、ヨーロッパ向けの愛らしい作品が作られます。今回展示するのは、官窯が作られなくなった万暦後から官窯が復活する清の康熙までに作られた民窯の五彩です。日本で天啓赤絵、南京赤絵、色絵祥瑞と呼ばれ愛好されてきました。 今回展示する明末清初の五彩は12作品。その多くは10枚、20枚とセットで作られたもの。江戸時代より宴席や茶席で使用され、珍重されてきたものです。民窯らしい自由闊達なデザインはバラエティに富み、古くから根強い人気を持続しています。また明時代に官窯が途絶え、清朝官窯が復興するまでの期間の景徳鎮窯の有様を示すという意味においても面白味のある作品群です。 絵画は天神図―「渡唐天神図(室町時代)」「束帯天神図(柴田是真筆)」と、鐘馗図―「騎馬鐘馗図(雲渓永怡筆)」「円窓鐘馗図(柴田是真筆)」を展示します。天神様は学問の神様ともされる菅原道真。一方の鐘馗様は魔よけの効験で知られていますが、科挙試験にトップで合格した経歴を持つため受験の神様ともされています。 その他、葛飾北斎の肉筆画「馬頭鯛図」と「子供図」、日本の陶磁器19点(常設展示作品)、アジアの仏教彫刻8点(常設展示作品)、岡田茂吉作品も展示します。

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会期

2017年9月10日(日) ~ 9月25日(月)

会場

東京黎明アートルーム

所在地

〒164-0003 東京都中野区東中野2-10-13

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