ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで

2017年5月13日 10:15

   500年の美術の旅――古今のスター作家が勢揃い現在のベルギーとその周辺地域では、中世末期からの写実主義の伝統の上に、空想でしかありえない事物を視覚化した絵画が発展しました。しかし18世紀、自然科学の発達と啓蒙思想がヨーロッパを席巻するなか、不可解なものは解明されてゆき、心の闇に光が当てられるようになります。かつての幻想美術の伝統が引き継がれるのは、産業革命後の19世紀、人間疎外、逃避願望を背景とした象徴主義においてでした。画家たちは夢や無意識の世界にも価値を見出し、今日もこの地域の芸術に強い個性と独自性を与えつづけています。本展では、この地域において幻想的な世界を作り出した一連の流れを、ボス派やブリューゲルなどの15・16世紀のフランドル絵画に始まり、象徴派のクノップフ、アンソール、シュルレアリストのマグリット、デルヴォー、そして現代のヤン・ファーブルまで、およそ500年にわたる「奇想」ともいえる系譜を、約120点の国内外の優れたコレクションによってたどります。

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会期

2017年7月15日(土) ~ 9月24日(日)

会場

Bunkamuraザ・ミュージアム

所在地

〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F

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