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浜松発「家康のしかみロール」が個性的すぎる...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.08.06 14:14
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徳川家康の顰(しかみ)像をご存じだろうか。1572年、武田信玄と徳川・織田連合軍が三方ヶ原(現在の静岡県浜松市北区三方原町近辺)で戦った。この三方ヶ原の合戦で敗れた家康は、命からがら浜松城に逃げ帰った。城に帰った直後に、疲労困憊、意気消沈した自分の様子を家臣に描かせたのが、このしかみ像だと伝えられている。家康は生涯この像を大切にし、自らの戒めとしたという。

このしかみ像をモチーフとしたロールケーキが発売され、話題となっている。その名も「家康のしかみロール」。「協同組合浜松卸商センター青年部翔友会」とこだわりの手作り洋菓子ショップ「玉子屋本舗」とのコラボ商品とのこと。しっとりふわふわの生地と食べ応えのあるクリームに、小豆(あずき)餅がはさまれている。

「家康のしかみロール」(浜松卸商団地通販サイトより)
「家康のしかみロール」(浜松卸商団地通販サイトより)

家康が浜松城への敗走中、茶屋で小豆餅を食べていたところ、武田軍が迫ってきたため代金を払わず逃げてしまった。店の老婆が追いかけ、家康から代金を取ったという言い伝えがある。戦に敗れ必死に逃げる途中に、とても小豆餅を食べる余裕などないと思うが、浜松市には現在も「小豆餅」「銭取」という地名があるとのこと。

家康の敗戦に関してはさまざまな逸話が残されている。敗走の恐怖のあまり脱糞したのを、家臣に見とがめられるが、「焼き味噌だ」と言ってごまかしたという。これは後世の小説家の創作らしいが、どうもこちらの方が世の中にすっかり広まっているようだ。

ツイッターでは、あまりにも意外過ぎる取り合わせに驚く声が続出している。

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