広がる「東京五輪詐欺」 岐阜で未遂事件

[ドデスカ！‐メーテレ] 2013年11月22日放送の「突撃 ドデスカ！Ｑ」の中で、７年後に開催される東京オリンピックに関する詐欺が増加しているとの報道がありました。

10月、岐阜県高山市在住60歳代の女性宅に、突然封書が送られてきました。中身は、東京オリンピック開会式特別シートの予約販売の案内と、大手旅行会社・近畿日本ツーリストの東京営業所の名刺が。

その後ほどなくして、別の人物からその予約販売のチケットを持っていれば高額で買い取る旨の電話があったとのことです。

その際、現金を宅配便で送るように指示されたことを不審に思った女性が最寄りの旅行会社の営業所に問い合わせ、事件が発覚しました。

日本オリンピック委員会によると、東京オリンピックのチケットの発売日・価格・販売方法等は全く白紙の状態ということです。

名前を騙られた近畿日本ツーリストでも、東京オリンピックのチケット販売は現在は行っていないとの事です。先月にも浜松の女性から同様の詐欺未遂の連絡があり、ＨＰで注意を呼びかけているそうです。

国民生活センターにもオリンピック関連の投資話に関する相談が増加しており、実際に200万円騙し取られた人も出てきています。

愛知県の担当者は「自分で冷静に考えて、安易にお金を支払わないようにしてもらいたい」と注意を呼びかけています。（ライター：たっちー）