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岐阜の女子高生、「キモかわいい」アユリュックの商品化目指して奮闘中

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.05.08 12:26
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発案者の女子高生と、試作品のおさかなカバン
発案者の女子高生と、試作品のおさかなカバン

岐阜総合学園高校(岐阜市須賀)の生徒が、岐阜の名産・アユをモチーフにデザインしたリュックサックの商品化を目指している。美濃市で縫製業を営むケイクリエイションと協力して、試作品の作成やクラウドファウンディングでの資金を集めるなど、様々な活動を行っている。

鵜飼しょうことおさかなカバン
鵜飼しょうことおさかなカバン

商品化を目指しているのは、マルチメディア部の生徒たち。同部は2年前から、Facebook上で岐阜のPR活動を続けてきた。その際、PRキャラクターとして、岐阜市の伝統文化である「鵜飼い」にちなんだキャラクター「鵜飼しょうこ」を発案。Facebookに投稿された画像で、同キャラが背負っているカバンが「キモかわいい」と評判になったことから、「商品化したい」という思いに至ったという。

ジュニアビジネスプランコンテストの様子
ジュニアビジネスプランコンテストの様子

14年2月には、岐阜県商工会議所青年部連合会が主催したジュニアビジネスプランコンテストで商品化のアイデアを披露し、大賞を獲得した。そこで、ケイクリエイションの河野芳宣さんが商品化に向けて協力を申し出た。

その理由について河野さんは、

「鵜飼しょうこというキャラクターを発案するなど、岐阜をPRするための高校生の取り組みに感銘を受け、今回のおさかなカバン商品化にぜひ協力したいと思いました」

と語る。

マルチメディア部の生徒たちは、これまでに3つの試作品を製作している。Facebookの読者から試作品の改善案や、プロモーション案を募るなど、ネットを活用した取り組みを積極的に行っている。

おさかなカバンの仮仕様 チャックの中は切り身状になっている?
おさかなカバンの仮仕様 チャックの中は切り身状になっている?

現在、商品化実現に向けてクラウドファウンディングサイトREADYFOR(レディーフォー)で出資を受け付け中だ。1口3000円から最大3万円のプランがあり、出資額に応じてオリジナルキーホルダーや商品化された「おさかなカバン」と引き換えできる。受け付けは15年6月12日までで、目標金額の80万円に達しなかった場合は返金されるという。

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