街の書店で図書館の本を「返せる」...広島・尾道で始まった新たな連携
2015.04.09 19:20
図書館で借りた本を、書店で返却できるサービスが広島県尾道市で行われている。2015年4月1日に始まったこのサービスは、広島県下に書店を展開する啓文社が尾道市立図書館に働きかけて実現したもの。
尾道市内の図書館5館(中央図書館、因島図書館、瀬戸田図書館、みつぎ子ども図書館、向島子ども図書館)で借りた本を、市内にある啓文社の書店3店舗で返却することができる。啓文社の公式Facebookによると、「地域の皆様の本に触れる機会が増え、読書環境の向上につながれば幸い」だという。
図書の返却を受け付けるのは、尾道市内の啓文社(新浜店、天満屋ハピータウン向島店、コア福山西店)。返却できるのは本や雑誌、紙芝居のみ。破損の可能性があるため、CDやDVDの返却は受け付けていないので、注意が必要だ。