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アゴが...京都・伏見稲荷の絵馬に「かぐや姫の物語」の帝が大量出現

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.03.20 19:45
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「アゴが」「アゴ長い」「アゴ...」――そんなツイートが、このところ相次いでいる。発端は、スタジオジブリ制作、高畑勲監督のアニメ映画「かぐや姫の物語」のテレビ放映だ。

企画8年、制作費50億円超、アカデミー賞にもノミネートされた超大作が初めて地上波オンエアされるとあって、早くから話題沸騰していたのだが、ふたを開けてみれば多くの視聴者が気になったのは「アゴ」。
というのも登場人物の1人である「御門(帝)」が、アゴのとがった独特の顔立ちで描かれていたからだ。Yahoo!リアルタイム検索によれば、放送翌日、2015年3月14日の「帝 アゴ」を含むツイート数は実に1万以上に達し、1週間が経ってもなお、これをネタにしたイラストやコラージュ画像が続々投稿されている。

そんなネット上での「アゴ」ブームは、現実世界、それも意外な場所に侵食を遂げていた。京都有数の観光名所として国際的に名高い伏見稲荷大社だ。19日、ツイッターに1枚の写真が投稿された。

伏見稲荷大社の名物である、キツネを象った三角形の絵馬(白狐絵馬)。そこに複数の人が、帝の顔を描き込んでいたのである。ツイートをたどると、オンエアから一夜明けた14日には早くも帝が出現していたらしい。

ちなみにこちらが普段の絵馬(Инарискийさん撮影、Flickrより)
伏見稲荷大社 白狐絵馬

以前から、「カイジ」などアゴのとがったキャラを描かれることが時々あったというが......さすがの反応の早さと言うべきか。
おりしも、20日には来日中のミシェル・オバマ米大統領夫人が伏見稲荷を訪問した。ミシェル夫人の目にもしこの帝絵馬が触れたなら――あるいは、日本のアニメ文化を売り込むいいチャンスになっただろうか。

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