焼酎文化で「おもてなし条例」 鹿児島県議会が満場一致で可決
2013.12.24 11:06
2013年12月18日、鹿児島県議会で「焼酎文化でおもてなし条例案」が全会一致で可決された。条例には、焼酎に合う料理、酒器などの焼酎に関連する鹿児島の伝統文化が「焼酎文化」と定義され、県民は県外客らへの「焼酎文化によるおもてなしに努める」と盛り込まれている。
焼酎や日本酒による「乾杯」を推進する条例の制定は他にも例があるが、「おもてなし」を進めるとした条例の制定は全国でも初めて。施行は2014年1月1日。鹿児島県は昨季(昨年7月~6月)の焼酎出荷量が約18万キロ・リットルと全国1位で、県内には113の蔵元がある。