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甘味・酸味・苦みが渾然一体となったソースが絶品! 兵庫県加古川市の「かつめし」

at home VOX

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2015.11.19 07:41
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全国各地のウマい肉料理をお腹いっぱい食べ尽くしていく連載「満腹御礼 ご当地肉グルメの旅」。今回は兵庫県加古川市のB級グルメ「かつめし」にスポットを当てます!

「かつめし」とは手っ取り早く言うと、ご飯の上に牛肉のカツ(店によっては豚肉を使うことも)を乗せ、デミグラスソースをかけた洋風料理。そこに、ゆでたキャベツが添えられるのが定番です。

第二次世界大戦後に加古川市で生まれ、市内では非常にポピュラー。定食屋や喫茶店はもちろん、なんとお寿司屋さんのメニューに並ぶこともあるのだとか。

今回、取材に向かったのは、「本家かつめし亭」というお店。山陽電鉄浜の宮駅を降り、駅から歩いておよそ10分、閑静な住宅街を抜けていきます。

加古川市内を走る山陽電鉄の浜の島駅。
加古川市内を走る山陽電鉄の浜の島駅。
県道386号線沿いを行けば、本家かつめし亭に到着!
県道386号線沿いを行けば、本家かつめし亭に到着!

「本家かつめし亭」は、当店は平成24年にオープンした、かつめしの専門店です。マネージャーの大下律子さんが出迎えてくれました。

店内はカウンター席が中心。テーブル席も用意されています。
店内はカウンター席が中心。テーブル席も用意されています。
マネージャーの大下さん。調理も担当しています。
マネージャーの大下さん。調理も担当しています。

大下さん「私の父が喫茶店を38年間やっていまして、かつめしをメニューとして出していたんです。3年前に喫茶店を閉めることになり、主人が引継いでかつめしの専門店を始めることにしました

もともと加古川市では、かつめしを町おこしに使おうという動きが盛んでした。それならばと、喫茶店時代のタレを使うとともに、肉やお米にもこだわった本当に美味しいかつめしを出そうと、再出発したといいます。

本家かつめし亭のタレは、別々に取ったとんこつと鳥ガラのダシをブレンドし、各種の野菜を加えて2日間煮込んでベースにした濃厚な和風デミグラスソース。ちなみに加古川では、デミグラスソースではなく、あくまで「かつめしのタレ」と呼ばれているそうです。

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