牡蛎といったら何県？　西日本で焼き牡蛎が人気の理由とは

「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富で、濃厚な味わいが魅力の牡蛎。生牡蛎、焼き牡蛎、カキフライ、さらに牡蛎鍋など、さまざまな食べ方で美味しくいただけます。種類によって違うようですが、真牡蠣の生食は今が旬の時期なんだとか。

今回at home VOXでは、そんな牡蛎についてアンケートを実施しました！　牡蛎といえばどの都道府県のイメージがあるか、どんな食べ方が人気なのかなどについて調べます！

「Q.牡蛎の名産地といえば、どこが思い浮かびますか？」の上位エリアランキング

牡蛎のイメージがある地域ランキングは、牡蛎の生産量が全国1位を誇る広島がダントツの1位！ そして2位の宮城も生産量全国2位と、生産量がランキングに反映されました。

牡蛎の名産地や、イメージの強い地域の人たちなら、さぞかし牡蛎が好きなのでは？

「Q.牡蛎の名産地といえば、どこが思い浮かびますか？」の上位エリアの、「Q.牡蛎の『好き度』を100点満点（毎日食べてたいなら100点）で教えてください」の平均点（単位：点）

牡蛎イメージ地域の中では「岩手」がトップでした。全国平均は48.0点。それに比べると、3位の北海道はだいぶ低いですね。他にも魚介がたくさんあるからでしょうか。

ちなみに、全国の結果を見てもトップの愛知で58.7点でしたから、そもそも牡蛎はちょっと好みが分かれる食材のようです。

「Q.牡蛎の『好き度』を100点満点（毎日食べてたいなら100点）で教えてください」で平均点が上位のエリアランキング（単位：点）

では、牡蛎好きの人たちは、どんな食べ方が好きなのでしょうか？

Q.牡蛎はどんな食べ方が好きですか？（複数回答可）

「カキフライ」が圧倒的人気で、「生牡蛎」と「焼き牡蛎」が競りながら続きます。この結果についても、牡蛎イメージ上位のエリアを見てみましょう。

「Q.牡蛎の名産地といえば、どこが思い浮かびますか？」上位エリアの、「Q.牡蛎はどんな食べ方が好きですか？（複数回答可）」のエリア別ランキング

なんと、広島のみ「カキフライ」を抑えて「焼き牡蛎」がトップに躍り出ました。ほかの地域では3位の「焼き牡蛎」が、広島ではなぜここまで人気なのでしょうか？

実は、「焼き牡蛎」はおもに西日本で高い人気を集めているんです。こちらのランキングをご覧ください。

「Q.牡蛎はどんな食べ方が好きですか？（複数回答可）」の「焼き牡蛎」の回答率上位エリアランキング

焼き牡蛎が好きな地域のランキング上位には、西日本の地域が目立ちますね。牡蛎ブランドイメージNo.1の広島の影響力でしょうか。最近は、牡蛎を網焼きにしてひたすら食べる「牡蛎小屋」というお店を最近よく見かけるようになりました。

その牡蛎小屋ですが、佐賀県太良町が発祥の地という説があるそうです。

「今では九州でもあちこちで見かけるようになったカキ焼小屋ですが、ここ太良町が発祥の地。そもそもの始まりは30数年前と言われています」（太良町観光協会局長・酒村さん）

※出典：テレビ東京「旅グルメ」2016年1月12日「旬の牡蠣を爆喰い！ 全国に急増中の「かき小屋」の元祖を探してみた」より

佐賀といえば、先ほどの「Q.牡蛎はどんな食べ方が好きですか？」の「焼き牡蛎」の回答率上位エリアランキングで堂々の1位！　牡蛎小屋発祥の地と呼ばれるのであれば、焼き牡蛎好き全国No.1なのも納得ですね！

イラスト：タテノカズヒロ

＜アンケート調査概要＞

対象／対象／全国20〜59歳の男女1457名（47都道府県から31名ずつ）

調査方法／インターネットリサーチ

調査時期／2017年1月

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