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雪国・新潟の人々は「スイカ」が日本一好き

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.01.28 20:00
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スイカといえば「夏」の果物、一方新潟といえば雪国で「冬」のイメージが強い。ところがそんな新潟の人々が、実は日本で一番スイカを好んで食べている、ということをご存じだろうか。

スイカ(yossiさん撮影)
スイカ

総務省の「家計調査」によると、1世帯当たりのスイカ消費量は、新潟市が都道府県所在地の中でダントツの1位。全国平均の約2倍もある。また生産面でも新潟県は、作付面積で日本4位、立派な「名産地」だ。

元々スイカはアフリカの熱帯地方の原産で、日本でも熊本県が日本一の産地として知られている。ますます「雪国」とは遠い印象だが、県内の主産地の1つである新潟市の砂丘地帯は水はけがよく春先は高温・多照と、実はスイカづくりにはぴったりの気候なのだとか。特に西区は「新潟スイカ」の名産地として知られ、夏になると区内各地で「スイカ祭り」が開催される。

一方魚沼地方は、標高が高く昼夜の温度差が大きく、甘いスイカ栽培に適している。特産品の「八色スイカ」は日本一甘いと評判で、シャリシャリとした歯ざわりもよい。

ちなみに、2014年1月27日に発表された「新潟県あれこれ全国ベスト5」によると、海水浴場の数で新潟は全国1位。スイカ割りで使うから消費も多い――というのはうがちすぎだろうが、夏の定番フルーツとして県民に根づいているのは確かのようだ。

元来スイカは栽培の難しい植物で、全国的にみると生産量は減少傾向にあるが、新潟は葉タバコからの転作が増えている。JA新潟みらいは2013年作付面積を前年比107%増やしたそうだ。

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