行列の待ち時間は「30分」がボーダーライン! 待てる県民と待てない県民はどこ?
おいしいと評判のお店、バーゲンセール中のレジなどで見かける長い行列。日本人は一般的に行列好きというイメージがありますよね。では、それに地域差はあるのでしょうか? at home VOXでは、全国アンケートで行列に並ぶことが多い県と少ない県を調査してみました!
まず、どのくらいの時間行列に並べるのか全体平均を見てみましょう。
Q.行列の待ち時間、何分までなら許せますか?(全国)
「30分」が32.9%と最も多くなっています。それでは、その30分をボーダーラインとして30分も待てない人の割合が多い地域を「待てない県」、それに対して30分よりも長く待てる人の割合が多い地域を「待てる県」として、それぞれのトップ3ランキングを作ってみました。
■待てない県TOP3(30分未満の割合が多い)
順位
都道府県名
回答率
1位
大阪府
66.7%
1位
高知県
66.7%
3位
山形県
63.3%
大阪と高知が同率1位! 大阪は言わずもがな、という感じですね。せっかちな方が多いようです。高知は、男性のことを頑固で男らしい「いごっそう」、女性のことを快活でさっぱりとした「はちきん」というように、直情的で気が短い県民性が影響しているのでしょう。そして3位にランクインしたのは、ちょっと意外な(?)山形。堅実で辛抱強いイメージがありますが……人気店や限定ものに対するミーハー精神よりも、時間をマジメに使う堅実さが勝っているのかもしれませんね。
■待てる県TOP3(40分以上の割合が多い)
順位
都道府県名
回答率
1位
静岡県
30.0%
2位
北海道
26.7%
2位
群馬県
26.7%
待てる人の割合が最も多かったのは静岡でした。これも「待ってやろう!」という「やらまいか精神」の一種でしょうか? 2位には北海道と群馬が同率でランクイン。北海道は広い大地のようにのんびり待っていそう……。群馬は昔から流行に敏感でムードに乗っかりやすいと言われているそうです。
こう見ると、なんとなく県民性が表れている気がしますね。
そもそもどうして人は行列を作るのでしょう? 「Q.行列に並んでみようと思うのは、どんな時ですか?」の回答結果を見てみましょう。
・ 美味しいものを食べるとき
・ テーマパークのアトラクションや、ライブを待つとき
・ 限定品、今しかできない体験があるとき
・ 安売り、特売、福袋を買いたいとき
多かった理由は上記の通り。並んでまで手に入れたいもの、体験したいことが待っているとき、人は行列に並ぶようです。
もし、「待てない」はずの大阪・高知・山形で行列を見かけたら、試しに並んでみては? 行列の先には、何かすごいものが待っているかもしれません!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜60代の男女1,410名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2014年5月