土岐市の古窯 | 定林寺古窯跡群

2017年2月11日 10:00

   美濃窯は瀬戸黒・黄瀬戸・志野・織部といったいわゆる美濃桃山陶を生産していたことで知られています。しかし、美濃窯内における窯場ごとの生産内容をみていくと、流行の茶陶を主体に生産する窯、それ以外の碗や皿など日常食器を主体に生産する窯など、生産内容に違いがみられます。日常食器を主体に生産する代表的な窯場として土岐市に所在する定林寺古窯跡群が挙げられます。定林寺古窯跡群では、16世紀後半の定林寺東洞1号窯から生産が開始され、天目茶碗や皿などを焼成していました。16世紀末~17世紀初頭になると定林寺西洞1号窯や園戸窯で瀬戸黒茶碗や志野向付といった桃山茶陶を造るようになります。しかし、17世紀前期の定林寺西洞2号窯などでは、茶陶類はほとんど生産されなくなり、碗類や皿類などの日常食器を主体に量産するようになります。この定林寺古窯跡群における日常食器への転換がなされた時期は、元屋敷窯を中心とした他の窯場では織部製品を主体とした茶陶を量産していることから、窯場による生産内容に大きな違いがみられます。このような各窯場における生産様相の違いは、お互いに同様な製品を作る競合を避けたためや、また、生産器種を限定することにより、生産効率の向上という効果もあったと考えられます。本展では、定林寺古窯跡群における各窯の生産内容の変遷を展観し、美濃窯の生産様相の一側面を紹介します。

イベント詳細ページへ

会期

2017年2月24日(金) ~ 5月28日(日)

会場

土岐市美濃陶磁歴史館

所在地

〒509-5142 岐阜県土岐市泉町久尻1263

インターネットミュージアム
岐阜県 最新記事
2017/8/19

初さんまが水揚げされたり、キリンが「秋味」の販売を開始したりと、すでに秋の足音が徐々に聞こえ始めた。東京にあるJタウン研究所としては、7月の猛暑から一転し...

2017/8/19

[OH!バンデス―ミヤギテレビ]2017年8月8日放送の「バンデス記者」のコーナーで、9月10日まで開催されている「リボーンアートフェスティバル」が紹介さ...

2017/8/18

夏に中華料理店で提供される「冷やし中華」は、意外と議論が絶えない料理だ。国内で広い範囲で親しまれている料理ではあるが、マヨネーズの有無だったり(参照:「冷...

2017/8/16

元ネタ:散歩中にコロン... すぐ横になっちゃう柴犬これまでの連載はこちら。筆者:森キノコ絵とかマンガとか描いてます。 らしんばんにて4コマ隔週掲載中。 ...

2017/8/15

クイズ。これまでの人生で、一度もクイズに触れたことがない、という人は、まずいないはずだ。テレビにも、雑誌にも、ネットにも、そして普段の何気ない会話にも。私...

前週との比較で増加している感染症トップ3を都道府県ごとにお知らせします! (毎週火曜日更新)
  1. 1
    報告数
    5
    10年平均比
    19.05%
    前週比
    +400.00%
  2. 2
    16
    344.44%
    +100.00%
  3. 3
    28
    1117.39%
    +86.67%
アクセスランキング
デイリー
  週  
  月  
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
Wikipediaの都道府県カテゴリ配下のページビューランキングを毎日更新します。()内は前日順位。
注目情報
ラゾーナ
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

医師と共に考える新しいエイジングのカタチ

↑上へ