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ゆるキャラ乱立で「名前かぶり」が問題化 発表後に慌てて改名も

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.02.24 13:47
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南にゃん吉(富山市南商工会青年部ウェブサイトより)
南にゃん吉(富山市南商工会青年部ウェブサイトより)

富山市南商工会青年部は、2014年1月に発表したイメージキャラクターの名前を1カ月余りで変更した。大阪市の千日前商店街振興組合のマスコット「みにゃみん」と名前が似ていると指摘を受けたためだ。「みにゃみ」を改め、「南にゃん吉」となる。

同青年部は昨年、キャラクターの図案を募集した。応募の中から、アルファベットの「M」「I」「N」「A」「M」「I」を取り込んだ猫のデザインを採用。キャラクター発表の直後、大阪にも似た名前の猫のマスコットがあることが分かったとのこと。

富山市南商工会青年部は既に改名を発表し、新生「南にゃん吉」として初の活動を富山市内中心部ショッピングセンターで行った。交通安全の標語入りポケットティッシュを配布したとのこと。

みにゃみん(千日前商店街振興組合ウェブサイトより)
みにゃみん(千日前商店街振興組合ウェブサイトより)

一方、千日前商店街振興組合の「みにゃみん」は1995年に誕生。98年には着ぐるみも出来上がり、毎週日曜には商店街を練り歩いているという。千日前商店街振興組合のウェブサイトには、「みにゃみん」のページが用意されており、ブログフェイスブックもある。地元では大変な人気者だ。既に名前とデザインは商標登録しているとのこと。

現在、全国には約2000以上のキャラクターがあるとみられる。名前がかぶるケースがないわけではない。

例えば広島県でも、2014年1月、県立歴史博物館が公募したマスコットキャラクターのデザイン・愛称をいったん発表した後、愛称を「くさどん」から「くさどっきー」へと変更した。「くさどん」という名前が、2012年から福山市のある団体で既に使われていたことが分かったためだ。

現在のゆるキャラブームでは、名前が重複することは今後も十分考えられる。応募前、選定前に、ネットで検索するなどして、事前に徹底的に調べておくことが必要だろう。

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