日本最難関中学の超難しい入試問題「群馬県の形はどれ?」
2014.02.17 16:06
筑波大学附属駒場中学校・高等学校(通称「筑駒」)は、東京都世田谷区にある国立の中高一貫制男子校。2013年の東大合格者率は兵庫の灘高校を上回り全国トップ。ウェブサイト「中学受験ナビ」の偏差値は77。最難関校の1つだ。
2014年2月3日に実施された中学校の入試では、社会の[2]として「群馬県」に関する問題が計7問出題された。その第1問を紹介しよう。
1 群馬県の形として正しいものを、次のアからエまでの中から一つ選び、その記号を答えなさい。また、( A )に入れるのに、もっとも適切な都市名を書きなさい。(各県の縮尺は同じではない)
※編集部注:Aは県庁所在地
正解は、記号が「ア」で、都市名が「前橋」。
群馬県民は「おいおい常識だろ!」と怒るかも知れないが、日本の最難関中学がわざわざ入試問題にするということは、関東の頭脳派小学生にとっても、「群馬の形」というのは相当難しい問題のようだ。
ところで、群馬の郷土かるた「上毛かるた」は、県の形を「つる舞う形の群馬県」と表現している。地元民が他県の人に対して群馬県の形を説明するときに、この比喩がよく使われるそうだ。
上の問題を間違えた人は、上毛かるたの「つ」のように覚えれば忘れないかも。