どういうファッション...? すれ違った学生集団に「ヤバい奴おる」と噂された男性を直撃
街なかで見かけたら、ドキッとしてしまいそう――。
ある男性のファッションが、ツイッターで注目を集めている。
こちらは、ツイッターユーザーのヤーマン【公式】さん(以下、ヤーマン)が2021年7月11日昼頃に、大阪府門真市の国道沿いを歩きながら撮影した自撮り写真だ。
照りつける太陽の下で、頭をすっぽりと隠す笠帽子をかぶっている。加えて、顔面には反射鏡のような丸い板が装着されている......。この不思議なスタイルに、ツイッターには
「弾丸弾きそう」
「テクノアーティスト感」
「個人情報の保護にもうってつけですね」
「サイバーパンクの世界の中国で船頭やってそう」
といった反応が寄せられている。
ヤーマンさんによれば、このスタイルは「想像の5億倍快適」。
なにがそんなに快適なのだろう......。Jタウンネット記者は13日、謎のスタイルの正体を本人に聞いてみた。
「サイドからの陽の差し込みもないので快適」
ヤーマンさんは、大阪の家電メーカー勤務の20代男性。普段は企画やデザインの業務を担当している。
傘帽子は国内のオンラインショップで購入し、釣りやキャンプをする時にかぶっているという。首筋の日焼け防止にもなり、とても涼しいそう。
顔面を覆っているのは、中国の通販サイト「AliExpress」で購入したサングラス。
初めは「完全にウケ狙い」だったものの、装着すると思った以上に視界がクリアで、眩しくないのだとか。ここ数日の大阪は日差しがキツかったため、顔を覆うサングラスは目がすごくラクだったという。
「(このサングラスは、)鼻当てが意外と高い位置にあって、顔との間に空間があるので、意外と蒸れたり曇ったりせず、呼吸しやすいです。
マスク代わりにはならないと思うのですが、外で歩くときに、サングラスとして使う分にはサイドからの陽の差し込みもないので快適でした」(ヤーマンさん)
たしかに、同商品を扱うサイトの画像を見ると、サングラスはヘルメットのように曲型で、口元に大きな空間があるため息を吸ったり吐いたりしやすそうだ。それに、頭の両側、こめかみあたりまでグラスが覆うため、目横から日差しが入りにくいのもポイントのよう。
日焼けや日差し対策の元、生まれた謎のスタイル。やっぱり通行人には二度見されたそうで......。
「部活帰りの中学生?高校生っぽい集団には『ヤバい奴おるって』と聞こえる声で言われました」(ヤーマンさん)
また例のスタイルのまま、大阪の梅田と日本橋に買い物にいったところ、終始周囲から見られたという。
ヤーマンさんのスタイルは、SNS上で反響を呼んでいる。その感想を聞くと、
「今年も暑い夏になりそうなんで、楽しみながら快適に過ごせたらいいっすね。
ちなみに、母に言ったら『あんた頭おかしいよ』って言われましたね」
と述べた。
暑い夏を過ごすには、もしかしたらぴったりなスタイルなのかも...?